2014/12/30

ASS(アクティブステアリングシステム)の開発5

と言うことで、ASSのプロトタイプMk-2が完成しましたのでご報告いたします。
一応コレで制式としたいところですが、試験走行などがまだなので一応プロトタイプです。
ではまずは前回と同じく表と裏を見てもらいましょう。


まずは表。前のエントリで書いたとおりカーボンステーを加工して作成したステアシャフトを採用しております。
あとこれは大して関係ないですけどギアボックスを黒い物に変更しています。右側がちょっと削れているのはスコーチャーRSのボディをコイツに乗せようと格闘した跡なのです。結果ステアシャフトが引っかかるので無理でした。気にしないでください。



ここは大きく変更しています。
前回はアルミ可変ダウンスラストローラーのスプリングをまげて作ったアームでしたが、今回はFRPステーを採用しました。やはり形を作るのはFRPがいいですね。
スライドダンパーに接続されている物はARシャーシ FRPワイドステーを加工、真ん中の物はボールリンクマスダンパー(スクエア)のFRPプレートを加工して作成しています。
ローラー角度調整プレートセットでちょっと調整してます。
このようにしてしまったが為に前のエントリで車高に問題がーとか悩むハメになったんですね。





それへの対策は右の画像を見ていただけたら分かるかと。
ピンバイスを使ってFRPプレートに窪みを作り、ビス頭を出さないように加工したんですね。
ビス頭の厚みはFRPのそれよりも若干薄いので出来る加工でした。
強度的にちょっと不安が残りますが、今のところこうする以外に方法が無いので、とりあえずコレで良しです。

ちなみにここに使っているスペーサーは限定商品のアルミスペーサーセット(12/3/1.5mm各4個)(ブラック)です。ちょっと高いパーツですが、見た目にはこだわりを持っておりますので、採用です。







ではそれで結果はどうなったかと言うと、ユーロシステムかって勢いでかなーりギリギリですが、 何とかクリアしております!!

でも芝生対策的に考えたらもうちょっと余裕を持たせたいところ・・・要検討ですね。








ついでに車幅も計測です。
これまたギリギリゲージ内に収まっています。
良い感じです。








ステアもガッツリ切れます。

あとはコースで走らせて確認です。
ノーマルとの違いを確認したいので、デザートゴーレムをもう一台購入したほうが良さそうですね。


ASSの開発に付いては一旦区切りが付きましたので、次回エントリからは別の部分の開発を進めようと思います。
実は密かに同時進行でリアローラーに着手しております。
参考になるかは分かりませんが、乞うご期待。

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