2020/10/18

VSシャーシとVZシャーシのAパーツの話

 最近結構色々やってますので、投稿多めです。良い事だよね。たとえ誰も見てなくても、ふと検索した人がフラッと来てくれるさ。心を強く持とう。

 さて、今回は表題の通り、VSシャーシとVZシャーシのAパーツについての話です。Aパーツとは、シャーシの上に取り付けるバッテリーホルダーなどの事です。

現在VZシャーシを使っている人の中には、元々VSシャーシのマシンをメインにしていたという人も多いんじゃないでしょうか?僕も正にその一人で、VSシャーシの進化系と言われたらついつい手を出したくなってしまいました。

で、実際にVZシャーシを手に取ってみると、思った以上にVSシャーシを踏襲している事に驚いた人も多いはず。 前のエントリーでも触れましたが、まさかステアリングシステムですら少し手を加えただけであんなにガッツリ使えるとは思ってもみませんでした。

両者を見比べると、色々とパーツの形が似ていることに気づきます。で、お気づきの方も多いと思いますが、実はVZシャーシのAパーツのいくつかは、VSシャーシに使用できます。

それの何が良いの?って思うかもしれませんが、実はすごく良いです。VZシャーシが発売されて、お役御免感のあるVSシャーシですが、まだまだ現役で突っ走るためにも、最新のパーツを取り入れて性能アップを目指しましょう。

という事で、VZシャーシのAパーツのうちVSシャーシで使えるパーツは以下です。

・バッテリーホルダー

・モーターホルダー

・ボディキャッチ

・電源スイッチ

この中でも特に注目したいのはモーターホルダーです。ネットの記事で互換性が無いと書いていたのを見かけたのですが、普通に使えます。使ったことのある人なら分かると思いますが、VSシャーシのモーターホルダーはその形状から、電池が非常に入れにくくなっています。VZシャーシのモーターホルダーではその点が改良されていて、スムーズに電池をセットすることが出来る様になっています。今後VSシャーシを始めようって人が居たら絶対に押さえておきたいところです。

 以降の画像は全て左がVZ、右がVSです。

分かりますかね?下の画像の赤丸部分が一部下がっているのが左のVZシャーシのモーターホルダーです。あそこがあるか無いかで大違いです。まぁ最悪VSシャーシのホルダーも削ってしまえばいい訳ですが、その場合やはり美しさが違います。

バッテリーホルダーは一見どちらでも良いように思いますが、VZシャーシのバッテリーホルダーは、中に空いている穴の幅が広がってしまっているので、ポリカボディなどを止める際に無加工でバッテリーホルダーにナット留めをするという事が出来なくなっています。ポリカボディを使用する場合を考えるとVSシャーシのバッテリーホルダーの方が優秀だと言えます。

 ボディキャッチもどちらでも良さそうですが、これはVZシャーシの方がマフラーを模したバーを下に持っていけるので、重心を下げる改造に使えるかもしれません。ただしVSシャーシのボディキャッチの方が厚みがあり、キャッチの力は強いように感じます。VSシャーシのマシンにVZシャーシのボディキャッチを取り付けた際、少し緩いように感じました。

電源スイッチはどちらも同じ物のようです。画像は省略しますね。

フロントギヤカバーとリアギヤカバーについては、形状の違いからVSシャーシに使用することはできませんでした。VZシャーシのリアギヤカバーはナット留めが出来るので、使えなくて残念。

 あとVZシャーシにはVSシャーシには無かったモーターカバーが付いています。これは、通常では使用できないのですが、シャーシのリヤ部分を加工すれば使用することが出来ます。ちなみに僕は前までアルミモーターサポートを削って使用していたのですが、


さて、そんなことを踏まえてですね、僕は前回のエントリで無事VSシャーシEvo.Iを搭載したステアリングマシンを完成させたわけですが、まだVZシャーシのAパーツは導入できていなかったのです。やりたいなーと思いつつ、今回ついにAパーツを手に入れたので、導入してみました。

使用したのはモーターホルダーとモーターカバー。モータカバーをつけると見た目に大きく変わるので良い感じですね。黒い部分が増えて締ります。 モーターホルダーを変更したことで電池の出し入れがスムーズになりました。

ボディを乗せるとこんな感じです。まったく最高だぜお前は。

 より分かりやすく後ろから見てみましょう。ボディキャッチはVSシャーシのままです。このデザートゴーレムはモーター部分をごっそり肉抜きしているので、モーターカバーが良く見えて映えます。

あと非常に細かい違いなのですが、VSシャーシは質感がツルっとしているのに対して、VZシャーシはマットな印象です。まぁ一緒に使っても大して違和感無く感じるので問題はないと思います。 

速度に関するカスタムじゃないんですが、電池入れづらいってかなりストレス(少なくとも僕はそう思いました)なので、これは悪くないカスタムだなと思います。

と言うか今触ってて思ったんですが、VZシャーシってモーターのガタつき酷くない・・・?

デザートゴーレムのVSシャーシは通常でもガタつきが少ないうえにモーターカバー搭載でガタつき0になりました。モーターカバーは速度面でも有効かもしれません。計測してみたいな・・・

2020/10/10

完成!アクティブステアリング with VSシャーシEvo.I!!

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

前のエントリで無謀にも、アクティブステアリングマシンにVSシャーシEvo.Iを搭載しようというカスタムに挑むことになったのを覚えておいででしょうか?

そんで今までのシステムだとまず無理な事が分かったので、アクティブステアリングをまた作り直すって事になったんですが、それがようやく形になりました!!

もう御託は良いっすね。とにかくマシンを見て頂きます。

まずは全体。

 以前のステアリングシステムから見てフロント部分はさほど変化が無いように見えますが、全て新規に作成しています。サイドから覗くアンダーパネルがカッコいい!!

続いてボディを外した状態がこちら。

シャーシ本体のガイドローラ部分は、インナーダンパーの搭載に際して切り落としております。何とも仕上がってるシャーシっぽさが出て良い感じです。

ちょっと分かり難いかもですが、前輪をリンクさせるロッドもFRPから新規で作成しています。ほんとはカーボンで行きたかったのですが、ダメにするのを恐れてFRPで作成しました。ここに来るまでにもステーを数枚ダメにしています。

今の所これに載せれるボディはデザートゴーレムしか分かりません。ひょっとしたらフルカウルミニ四駆だったら、加工したら他にも載せれるボディがあるかもしれません。バギー系はほぼ載せれるボディは無いと思います。

続いて裏側はこんな感じです。

もうまごう事なきVSシャーシEvo.Iのアンダーパネルですね。視覚の暴力です。

VSシャーシEvo.Iのアンダーパネルはフロントバンパー部分が別パーツになっていて、そこをどうするかが問題だったのですが、FRPリアブレーキステーの穴が縦にも横にも丁度良かったのです。これがあったから出来たカスタムだと言えます。超大切です。

続いてフロント部分のアップ


今回非常に重要なパーツでもあるのですが、フロントにポチっと二つ覗いてる2mmアルミロックナット(オレンジ)が見た目にもポイントです。ステアリングシステムの色とも合わさってカッコよく出来ました。

これの何が重要なのかと言う話なんですが、まず旧タイプのアクティブステアリングシステムをご覧ください。

こんなもんだったんですが、前から覗いてみると

 こんな感じで結構厚みがありました。今測ってみたら両端のステーが二重になっている所で6mmもあります。

ところが今回の新型を正面から見てみると。

ちょっと分かり難いかもしれませんが、二重になっているステーの間に隙間がなくなり、システム全体の薄型化に成功しているのです。この薄型化をするためにフロントワイドスライドダンパー用カーボンステーを削って、ロックナットを埋め込む形にしたんですね。アンダーパネルを搭載するにはどうしてもシステムを極限まで薄型化する必要がありました。なので旧システムではスプリング部分を隠すようにGP.150FRP強化マウントプレートを加工したパーツを配していたのですが、今回はそれも廃止しています。 

そのほかにもシャーシのスラスト角に合わせてFRPを斜めに削ったり、調整に次ぐ調整でした。しんどかった。このカスタムをするにあたってルーターを購入したのですが、おかげで作業効率が凄まじかったです。こんな事ならもっと早く買っておくべきだった。

ちなみに僕が買ったのはTECKLIFEミニルーター32PCSビットです。こちらのダイアモンドカッターとセットでおススメです。合わせても4000円程度ですが、FRPもカーボンも楽々切ったり削ったりできます。

更に画像を見たらわかりますが、メンテナンススペースアルミセッティングボードも勢いで購入してしまいました。撮影時に多少映えますね。でもこのボード、メンテナンススペースにぴったりハマるのかと思ったら、微妙にはまらないんです。無理やり押し込まないといけない。個体差があるのか・・・?

 

とりあえず、VSシャーシで出来るアクティブステアリングの究極系が出来上がったと自分では思っています。と言いつつもまだパーツのカーボン化だったりチョコチョコ弄ろうと思う(ボディの色も塗ってないしね)のですが、とりあえずこのマシンはこんな感じかなと。

本来だと全てバラしてどのように組んでいるのか見せるべきかもなのですが、クソ面倒一度バラすと結構大変なので今回は組んだままの画像で勘弁してください。また時間がある時によりシステムの構成が分かるエントリをアップします。

 

さて、とりあえずこれまでの活動に一つ区切りがついたとして、これからどうするかって感じなんですが、今新たに二つのプロジェクトが始動しています。

まず一つ目は、これまた以前のエントリでも触れたVZシャーシ。こいつにステアリングシステムが使えるという事が分かってしまったので、VZシャーシでのアクティブステアリングを開発していこうと思います。もう僕はステアリングなしでは生きていけない。

続いて二つ目は、ステアリングからは脱して、ガチで走るマシンを作ろうという物です。今まで頑張って作ってきたステアリングマシンなのですが、高価なパーツも湯水のように投入し、もう走らせてコースアウトするのが怖いコンデレマシンの様になってしまいました。なので、本来の「走り」を追求するマシンを作りたいなと思う訳です。余ったパーツもいっぱいあるしね!


という事で引き続きやって行きますので、どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。

2020/09/16

ミニ四駆の金バネとVZシャーシの話

 前回のエントリーでVSシャーシEVO.Iを手に入れて、ステアリングマシンに組み込むので、アクティブステアリングを作り直すって話をしました。そんで今日々格闘をしています。ちゃんとやってるんです。

一応組み込む目途は立っていて、パーツ自体もほぼ出来てますので、完成したらここにアップするって事で、もうちょっと待ってください。

今回アクティブステアリングを作り直すって事で、また大量にパーツを購入してるんですが、その中でミニ四駆スライドダンパー2スプリングセットなる物を発見。どうやら2019年11月に発売になってたアイテムなんですね。そんで限定品のスライドダンパー2にセットになってるアイテムなんだとか。スライドダンパー2は2017年からあったみたいです。へぇー、そうなんだ。

「何これ?綺麗ー」とか言いつつ、とりあえず購入してみました。まぁ性能的には今までのスプリングセットと一緒で見た目が変わる感じかなと思ったら、実は違いました。舐めてました。

左がスライドダンパー2スプリングセットのパッケージ


パッケージ見たら金と黒はどっちもソフトって書いてて同じものだと思うじゃないですか?でも買って触ってみたら違ってて、金は黒よりも少しハードなんです。

銀についてはどちらも同じ硬さでした。僕の感覚が狂ってなければ。

でも調べたらスライドダンパー2の銀バネは通常の銀バネよりもさらに硬いらしいです。ほんとに?AOパーツの銀バネは通常と同じものになってるとかじゃない?

つまりスプリングの硬さは 黒<金<銀 という感じらしい。これはバネを使うマシンとしてはセッティングの幅が広がって嬉しいですね。金バネの硬さがまた丁度良いんだこれが。パッケージにもセミハードとか書いといてくれたら良いのにな。

 

ところでずっと作ってるステアリングマシンなんですが、高級パーツも組み込んで、もはやレースで走らせて吹っ飛ぶのが怖い存在になりました。なので、別にレース用のマシンを作ろうかなと思います。

ここにきてブレるのかって?良いじゃん別に。

実はここに至るまででステアリングマシンに使えないかなとデザートゴーレム以外のマシンも購入してたりします。でも新しく始めるんなら全く新規の方が良いなぁと思い、丁度全く新しいもの出てるじゃんって事で、NEO-VQSを購入してきました。 

とりあえず素組して色々見てるんですが、ほんとにVZシャーシってVSシャーシの 進化系って感じなんですね。各所の長さがぴったり一致。僕のデザートゴーレムのボディも乗せることが出来ました。

フロント部分に関してはビス穴ピッタリになるのでちょっと加工が必要なようです。でもこれ今までVS使ってた人からしたら物凄い嬉しいんじゃないかな?

 

ここで僕はある一つの事に気づいたんですよ。

「これひょっとしてちょっと加工したらステアリングシステム入るんじゃ…?」 

いやまさか、まさかね。誰も買わない夢パーツですよ。そんなもの企業としては切り捨て御免ですよ。夢ばっかり見てたらえらい事に・・・

やったーーーー!!ガッツリ入ったー!!


ここにきてアクティブステアリングマシンに新展開かぁー!!!!

レース用マシン作ってる場合じゃないなこりゃ!!!!

Let's Go My Way!!!!!!